弁理士試験の難易度【合格率・試験方式・学習時間】

合格率から見る弁理士試験の難易度

直近の弁理士試験の合格率の推移は以下の通りです。

直近5年間の科目別弁理士試験合格率の推移

年度志願者数受験者数合格者数合格率
平成28年度467942112967.0%
平成29年度435239122556.5%
平成30年度397735872607.2%
令和元年度386234882848.1%
令和2年度340129472879.7%

おおむね、6%~9%程度で推移しており、難関と言われる国家資格の中でも低めの厳しい数字となっています。

試験方式から見る弁理士試験の難易度

弁理士試験は短答式筆記試験、論文式筆記試験(必須科目)、論文式筆記試験(選択科目)、口述試験の4段階で実施されます。

このなかで最終の口述試験は合格率が90%を超えるため、実質的には筆記試験の3段階が勝負所となります。

筆記試験の試験方式でポイントとなるのが「免除制度」です。

短答式筆記試験と論文式筆記試験(必須科目)は試験に合格した場合にその後2年間試験が免除されるという制度があります。

また、論文式筆記試験(選択科目)は一度合格すれば永久に試験免除となる他、司法書士、行政書士などの他の国家資格保持者は試験そのものが免除となる制度もあります。

これらの免除制度をうまく使い、学習戦略を立てることで勉強の負担を減らすことも可能となります

学習時間から見る弁理士試験の難易度

弁理士試験合格に必要な学習時間は、一般的に3000時間程度と非常に多くなっています。

学習時間には相当個人差があるので、あくまでも目安程度となりますが、この学習時間を踏まえると1年で合格するのはかなり困難な資格であるといえます。

現実的には2年間程度の学習計画を立ててチャレンジする方が多いようです。

また、実際の合格者の平均受験回数は3~4回となっており、多くの方にとって数年がかりで合格にたどり着くことができる難関資格であることが分かります。

まとめ

ここまで見てきたように、弁理士試験の難易度は

  • 合格率は6%~8%程度と難関国家資格の中でも低め
  • 試験の免除制度をうまく使い学習の負担を軽減することも可能
  • 学習時間の目安は3000時間程度、平均受験回数は3~4回

ということになり、理系最高峰の国家資格の名にふさわしい高難易度を誇ることは間違いありません。

したがって、複数年に渡る受験勉強となることがほとんどなので、貴重な時間を無駄にしないためにも、学習計画の立案や教材、通信講座の選択はしっかりと時間をかけて慎重におこなう必要があるでしょう。